紫外線、どれだけ意識してますか?
日常生活の中で毎日浴びる紫外線。肌への影響は多くの人が気にしています。
でも、瞳におよぼす影響までは気にしていない人が多いのではないでしょうか。
実は、肌に悪影響をおよぼす紫外線は、瞳にも影響を与えると言われています。
紫外線が目におよぼす影響を知ろう!
→紫外線のダメージが蓄積すると、眼病の原因になる可能性もあるといわれています。
紫外線の多くは角膜で吸収されますが、紫外線の波長によって目の奥の水晶体や網膜まで達してしまいます。日焼けやしみ・そばかすとは違い、紫外線が目におよぼす影響はなかなか実感できません。
しかしダメージが蓄積すると将来的に眼病になったり、目の老化を促進する原因になる可能性があるといわれています。目の健康を考えた、適切な紫外線対策を心がけましょう。
~・・紫外線が目におよぼす影響・・~
①角膜(黒目)/ 結膜 ...紫外線性角膜炎、翼状片
②網膜 ...加齢性黄斑変性症など
③水晶体 ...白内障
紫外線との付き合い方を見直そう!
→目に届く紫外線のピークは昼間だけとは限りません。季節によっては、朝夕がピークになることも。
一般的には10時~14時に紫外線の照射が強くなり、紫外線対策が大切な時間帯とされる傾向ですが、最近では季節によって、ピークとなる時間帯は変化することが調査で明らかに。
春から秋にかけては朝9時ごろと、14時~15時ごろが目にとって紫外線量のピーク。これは太陽の高度と視線の方向などとの関係から起こるものです。
目は肌の場合とは違い、昼間はもちろんのこと、朝や夕方も紫外線対策が大切だと言えます。
正しい紫外線対策を身につけよう!
→サングラスの側面のすき間から入る紫外線も意識して。
紫外線は大気中で散乱したり、直射はもちろん反射によってさまざまな角度から目に届きます。UVカット加工のサングラスは正面からの紫外線には有効なものの、形状によっては側面からの侵入は防ぎきれません。
UVカットコンタクトレンズは、正面からの紫外線はもちろん側面から侵入する紫外線にも強い味方です。効果的な目の紫外線対策を目指すには、「つばの広い帽子」+「UVカットサングラス」+「UVカットコンタクトレンズ」の3つの組み合わせがおすすめです。